2014年11月19日水曜日

鏡面コピー(キャラクターの鏡面コピー)

前回紹介した「鏡面コピー」の応用を紹介します。

前回は完全に独立したジオメトリに「鏡面コピー」をかけましたが、
今回はキャラクター等、左右にわたってジオメトリが連結されているものの「鏡面コピー」の流れを紹介します。

まずはキャラクターの左半身を用意します。



続いて「鏡面コピー」の時に中心になる頂点をx軸0の位置に揃えておきます。
中心になる頂点を選択します。



「頂点」>「位置の設定」をクリックします。



「頂点座標値の設定」というウィンドウが表示されます。
「軸」をx、「値」を0にして「ok」をクリックします。



選択した頂点がx軸0mの位置に整列しました。
ちょっと面倒ですが、これをしておかないと「鏡面コピー」を行った際に
変な隙間が空いてしまう恐れがあるのです。

では、頂点の選択を解除した後「鏡面コピー」を行います。
x軸の値は0mにしておきます。



以上でキャラクターの「鏡面コピー」をすることができました。
デフォルトの設定で「頂点を結合」にチェックが入っているので、
自動的に中心の頂点は結合された状態で「鏡面コピー」されます。



これを利用すれば、「対称」のオン、オフのタイミングを間違えて左右で形状が違ってしまった場合の修正や、UV片面開きで左右を重ねてテクスチャを描く場合などにも利用することができます。

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